以前からお付き合いのある司法書士さんより紹介をいただきました。
いつもありがとうございます。
内容は、宗教法人さんが、お寺の利用者の為に取得した不動産に
係る各種税金の非課税手続きでした。
正直のところ、登記簿謄本等書類を数枚揃えて、役所に提出して、ハイ
おしまい!!と決め込んでいたのですが、いやいや、ものーすごく時間
のかかる手続きとなりました。
具体的に、まずかかる税金として、所有権移転登記に係る登録免許税、
次に、県税である不動産取得税。そして毎年1月1日現在所有不動産に
かかる市税である固定資産税です。
それぞれ非課税の措置を受けるには、県の公益法人室にて非課税証明書
を取得する必要があるのですが、これがまた色んな書類を要求されます。
国税、県税、市税すべて税金ではありますが、縦割りなお役所では、同じ
ようなものを形を変えて何度も提出を求められます。
手続き慣れしてる者としても、しょっちゅう困惑するのに、普段こういった手続
きに縁のない方にとっては、それはもう、イジメみたいなもんです。
非課税になる額が、そんなに大きくない場合、なかなか事務報酬を請求しずらい
のが本音ではありますが、お客様の目的は、節税よりもむしろ、法令を遵守する
意識から依頼ですので、成果に対する報酬は、堂々といただくようにしてます。
開業当社に比べ、「仕事に対する報酬」の捉え方も、変化してきてるような気も。
驕らず日々感謝感謝でやっていきいます。